世界の通貨


USD
  • USD(United States dollar/米ドル)
  • 現在の基軸通貨。基軸通貨とは、国際通貨の中心的な役割を担い、為替取引の基準として採用されている通貨のことを言います。
    時代によって基軸通貨は変化し、経済的軍事的に主導的な立場にある国家の貨幣であることが多い。
    1920年代まではイギリスポンドが基軸通貨だったが、アメリカの経済的な台頭にによって米ドルの力が強まり、第2次世界大戦後は完全に米ドルが基軸通貨となりかわった。

GBP
  • GBP(Great Britain Pound/英ポンド)
  • USドルが基軸通貨として使われる以前は、ポンドが基軸通貨として使われていました。
    イギリスの欧州連合加盟時、イギリスはユーロに参加するかどうかが議論されたが、反対派が多く、ポンドのユーロ統合は見送られた。
    2016年のイギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票で離脱派が多数になったBrexitは記憶に新しいところ。

EUR
  • EUR(Euro/ユーロ)
  • 1999年1月1日に決済用仮想通貨として導入され、3年後の2002年1月1日に現金通貨としてのユーロが発足した。以降、導入国の従来の通貨に代わり、ユーロが法定通貨となった。

CHF
  • CHF(Confoederatio Helvetica Franc/スイスフラン)
  • スイス・フランはユーロの誕生後、欧州圏で目立たなくなってきているが、永世中立国スイスの地位により、「金よりも堅い」といわれ、世界で最も安定した国際通貨です。
    外国為替市場における取引量は、米ドル・ユーロ・日本円・英ポンドに次ぐ取引規模がある。

JPY
  • JPY(JaPanese Yen/日本円)
  • ご存知、日本の通貨単位。国際通貨の一つとして取引されています。
    新貨条例(明治4年5月10日太政官布告第267号)で定められた。

AUD
  • AUD(Australian Dollar/オーストラリアドル)
  • オーストラリア連邦で用いられる通貨の名称で、豪ドル、オージーなどと呼ばれています。
    FX市場では、高金利通貨として人気のある通貨ですが、資源国通貨の一つであるため、石油や金などの価格に左右されやすい。

NZD
  • NZD(New Zealand dollar/ニュージーランドドル)
  • AUDと同様、高金利通貨として人気のある通貨です。キウイの愛称で呼ばれたりします。
    オーストラリアは鉱物資源を輸出していますが、ニュージーランドは乳製品、食肉や農産物を輸出している国なので、レートが左右される要因がオーストラリアとは異なります。

CAD
  • CAD(Canadian dollar/カナダドル)
  • 資源国通貨として知られていますが、アメリカが隣にいるという立地的特権や自国経済の働きも良いことから、経済的な視点から見ても、貿易・財政・雇用ともに安定していて他の資源通貨よりも安定感のある通貨です。

ZAR
  • ZAR(Zuid-Afrikaansche Republiek/南アフリカランド)
  • 資源国通貨の一つで、高金利通貨として知られています。
    鉱物資源に恵まれている南アフリカですが、昨今、地表の金やプラチナ、ダイヤモンドなどは掘り尽くされ、地下数千メートルの鉱脈から採掘している状況です。
    過酷な労働環境にある鉱山労働者によるストライキから、南アフリカでは給与の上昇圧力が強く、インフレ傾向が続いており、そのため、南アフリカの金利は高い水準を維持しています。

BRL
  • BRL(Brazilian Reals/ブラジルレアル)
  • 鉄鉱石や原油などの天然資源の輸出国として知られ、資源国通貨の一つです。 南アメリカ最大の経済規模を誇る国で、今後も成長が期待されていますが、国内の財政悪化やインフレ懸念のリスクも高いです。

取引対象にしたい通貨

国際通貨(メジャー通貨)の組み合わせをベースとしたい。

PairCurrency

基軸通貨をベースにした通貨ペアをストレート、それ以外の通貨ペアをクロスと呼びます。
ストレートは、その名の通り、基軸通貨の米ドルに対していくらという取引をすることです。
対してクロスは、そのままで取引することは出来ず、必ず基軸通貨の米ドルを介して取引することです。
例えば、EUR/JPYのペアであれば、EUR↔USD↔JPYとなり、一旦米ドルと交換して取引されます。
もし、円でユーロを買う場合、一旦円をドルにし、ドルでユーロを買うという手順を踏むことになり、レートはそれぞれの通貨の対ドルレートの掛け算から算出されます。

(例)
EUR/USD = 1.05400
USD/JPY = 117.10
の時、EUR/JPYは、二つのレートを掛け合わせて、
EUR/JPY = 1.05400×117.10 = 123.42 となります。


国際通貨のペアを選ぶ主な理由は以下の通りです。

  • 流通量が多いため、一方的な値動きになることが少ないため、テクニカル分析が適用しやすい
  • 極端なインフレやデフレなど、経済的・地政学的リスクが発生したときに、各国の協力が得られやすく、基本的に債務不履行(デフォルト)に陥ることが無いため、資産消滅のリスクが低い
 
※リスクの少ない通貨選びの一例であり、これが絶対ではありません。資源国通貨の取引を否定しているわけではありません。