インカムゲイン(Income gain)


資産を保有することで安定的かつ継続的に生じる利益のことを言います。
  • 株式投資の配当金
  • 投資信託の分配金
  • 不動産投資の家賃収入
  • 外国為替のスワップポイント

キャピタルゲイン(Capital Gain)


運用資産の価格変動によって得られる収益(売却益、譲渡益、差金決済益等)のことを言います。
  • 株式投資
  • 投資信託
  • 不動産の売却益
  • 外国為替売買による差益収入

インカムゲインとキャピタルゲインの違い


インカムゲインキャピタルゲイン
利益小さい大きい
リスク小さい大きい
利益発生確実不確実
利益発生時期資産保有中資産売却時

FXにおけるインカムゲイン(スワップポイント)の仕組み


スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差のことを言います。

FXの取引はブローカー(FX業者)から外貨購入資金を借りて、海外の通貨を売買することになります。
売買をしている期間はお金を借りているのと同義なので、ブローカーに対して毎日発生する金利を支払う必要があります。

各通貨ペアには互いの通貨に政策金利があり、それらの利率が適用され、ペア間の金利差が毎日発生する仕組みです。
例えばドルの金利が4%、円の金利が1%としたときに、円でドルを買う(ロングする)場合、円を1%の金利で借りて4%の金利が発生するドルを買うので、毎日のスワップポイントは金利差の3%になります。
逆にドルを借りて円を買う(ショートする)場合、4%の金利がかかるドルを借りて1%の金利の円を買うわけですから、毎日のスワップポイントは-3%の金利差を支払う必要があります。

ざっくりですが、毎日の金利は、「年間のスワップ金利差/365日」です。
  1. 1年間のスワップ金利 = 為替レート × 保有通貨数 × 金利差
  2. 1日のスワップポイント = 1年間のスワップ金利 ÷ 365日

2016年12月の時点で、米ドルは0.75%、日本円は0.10%の政策金利なので、日々の金利差は0.65%となります。1$=115円として計算すると、

  1. 1年間のスワップ金利 = 115 × 10,000 × ( 0.75 - 0.10 ) / 100 ) = 7,475円 
  2. 1日のスワップポイント = 7,475 ÷ 365 = 20.4円 
となります。
もちろんレートは毎日変動しますので、スワップポイントも毎日更新されます。また、ブローカーごとに手数料など加味されるので、どの業者も同じスワップポイントとは限りません。

インカムゲイン(スワップポイント)のリスク


毎日金利差が入るのであれば、単純に高金利通貨と低金利通貨のペアで、高金利通貨を買っておけば貯金の利息のような感覚で楽して儲けられると思いがちですが、ここには落とし穴があります。

FXは証拠金をブローカーに預けて、証拠金以上の金銭をレバレッジをかけて取り扱う、信用取引です。
買った後、為替レートが上がっていけば、キャピタルゲインになる為替差益もプラスになるので、問題ありませんが、下がっていった場合、差益はマイナスです。
そうすると、レバレッジをかけた信用取引では、証拠金を下回る維持率になると、ブローカーは強制決済してきます。
こうなると、スワップポイント以上の損失で決済となる場合がほとんどです。

ですので、スワップポイントはあくまで為替差益のついでに貰えたオマケのようなものと考えておくほうがベターです。
あくまでメインはキャピタルゲインである、為替差益です。

スワップを目的としたトレードは通貨暴落時に資金維持が出来ずに大きな損失を出すリスクがあることを覚えておきたい。

マイナススワップだとしても、為替差益のほうが圧倒的に大きいですよ。