ポジションを取るための注文方法って沢山ありますよね。
指値や逆指値に成行エントリ。

これだけあるにも関わらず、私は基本的に成行エントリーしかしません。
順張り手法である以上、指値注文や逆指値注文にはリスクがありすぎるためです。

ではどんなリスクがあるのでしょうか?



1.押し目買い、戻り売りポイントに指値注文
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上図では、高値安値切り下げの下降トレンドが続いています。
5分足25EMAにタッチしたら売り指値注文を入れておいて、損切りは左の長めの陰線の上あたりにしておいたとします。
①で見事指値注文が通り、ドローダウンもほとんどなく含み益になってきました。
しかし109円のサポートが厚く、結局押し始めて②のラインに設定したバツ印で損切りとなってしまいました。

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上図は何度もレジストされた111円のキリ番レジスタンスで売り指値注文を入れておいた例です。
111円到達で①の指値注文が通りましたが、ブレイクアウトにやや勢いがあったため、111円を簡単に突破して売り指値の損切りにかかってしまいました。



2.ブレイクアウトに逆指値注文
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上図は、黄色枠内でレンジを作り、5分足EMAの上に値が乗り始めてボックス上辺をブレイクアウトすることを期待しての、①の買い逆指値注文が通った例です。
結果ブレイクアウトは思ったほど伸びず、ボックス内の天井への試しとなるライン到達で損切りとなりました。



上記のように、指値逆指値注文は、プライスアクションが確認出来ない注文のため、そのエントリは本当に勝率が高いものなのかが分かりません。
少なくとも2回目の高値切り下げや安値切り上げを狙う順張りトレーダーには絶対指値逆指値注文は使えないはずなんです。

ただ、成行注文以外の注文を否定しているわけではありませんので、そこはご理解くださいませ。
順張りでWやMの2回目を狙う手法には使えないと言っているだけで、例えばブレイクアウト後のプルバックをフィボナッチで測って指値エントリするとか、N値E値計算で波が出来ると想定したなら1回目だろうが2回目だろうが損切りラインさえはっきりさせておけば1回目から入って全然問題ありません。むしろMやWの形が出来ず、2回目が来ないリスクもあります。
何より張り付いて見てる必要が無い分、指値逆指値エントリは、精神的にも有利な注文方法と言えます。



ぜひ、ご自分の手法にあったエントリ方法を考えてみてください!



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