FXを知ったのは2008年頃でした。
サラリーマンの傍ら、副業的に小遣いが稼げそうな投資に興味を持ち、FXとは何ぞやから軽く勉強をし、基本的な知識を覚えて、ぶっつけ本番のリアルトレードを始めました。

最初の証拠金は30万。損が怖いのでロット数は1で、対象通貨はドル円。
5~10pips上がったところで利益確定、含み損になったときは放置で戻ってきたところを建値で決済、というものすごいリスクリワードが低く危険なトレードをやっていました。

それでもボラティリティの低いドル円なので、含み損に耐えることができ、損切りはそんなにありませんでした。

負け(損が出る)トレードが少ないことをいいことに調子に乗り、証拠金を100万に増やして、ロット数を5、10と上げて、順調に証拠金を増やすことが出来ました。

そして2009年頃からドル円よりボラの大きいユーロ円に手を出しました。
これも最初は調子良く、最終的に証拠金は倍になって、元金は戻し、利益分だけでのトレードに移行できました。

しかし損切りしないスタイルでは長続きしません。

2010年5月から2011年3月にかけての円の大暴騰によってユーロ円、ドル円ともに大きな含み損が出て、損切りせず、両建てで逃げてしまいました。

よほどチャートリーディングが上手くない限り、両建てを上手く逃げることなど出来ないわけで、結局約70万近い損切りを行い、2年ほどかけて得た利益は30万ほどに目減り、それに意気消沈して、2012年からしばらくFXは休止しました。